縫い方が分かる

縫い方

13.かけえり



 裁ち目側で1、両端は布目を通し1.5折ります。なお、男物の場合、かけ衿丈は、剣先下部から身長に合わせて15~17します。かけえり先縫い代は1.5~2ので、94~98で裁断するとよいでしょう。

小柄の場合:(9(えり肩まわり)+21(おくみ下がり)+15(剣先下がり)+2(かけえり縫い代))×2=94㎝

大柄の場合:(9+21+17+2)×2=98㎝

 角を斜めに折って整えます。

 かけえりを0.2出して、背中心とかけえり中央を合わせて待針を打ちます。

 かけえり先を縫います。裏を出して折山より0.5浅いところを縫いつけます。

 かけえりを本ぐけします。えり肩まわりは細かくくけます。裏えり側を本ぐけします。

© 文化ファッション研究機構・服飾拠点共同研究20014
:「きもの文化の伝承と発信のための教育プログラム」