縫い方が分かる

反物を裁つ前の準備

色柄、素材の好みで生地を選びます。次に必要寸法があるかなどを確認した上で、布調べをして織りキズ、染めむら、しみなどがないか調べます。傷があったら新しい反物と交換してもらいますが、やむを得ない場合は表面の傷のところに目立つように縫い印をしておいて、帯下、おはしょりの下側、かけえりの下、脇縫いこみの中など、傷が隠れる場所に回します。その後は、以下の手順で地直し、見積もり、柄合わせを行います。無地や細かい柄モノは柄合わせは必要ないですが、色柄が大胆で華やかなもの場合、柄合わせが必要となります。

01.地直し 解説
02.反物の見積もり 解説
03.柄合わせ 解説
© 文化ファッション研究機構・服飾拠点共同研究20014
:「きもの文化の伝承と発信のための教育プログラム」