柄・模様
女性用のゆかたは、風鈴、うちわ、朝顔、金魚、花火など夏の季節感のある模様も多いのですが、近年では、これにとらわれず、様々な模様が用いられます。男性用には、縞、格子などの抽象柄が多いようです。
染めの種類は、例えば以下のものあります。
布地の種類
ゆかたの多くは、岡木綿、一般に素肌に着用しますが、これ以外の綿絽、紬、麻縮は、長襦袢を重ねた着こなしができる素材です。
岡木綿(おかもめん)
綿の平織
綿絽(めんろ)
絽面と呼ばれる隙間が特徴で、透け感がある
面紬(めんつむぎ)
素朴な風合いで、やや厚地で、透け感がない
綿紅梅(めんこうばい)
格子状に太目の糸を織り込み、薄くて透け感のある生地
麻縮(あさちぢみ)
麻のひんやりした感触が特徴
絞り染め(しぼりぞめ)
木綿に絞りを施し、染めることで、柄を表したもの、有松鳴海絞りが有名