縫い方が分かる

しるしつけ

02.身ごろのしるしつけ


 布の重ね方

肩山、そでつけ側の合いじるしを合わせて左右の身ごろを中表に重ねる。肩山から折り、後身ごろの背縫い側が手前になるようにして前身ごろに重ねます。


肩幅と後ろ幅の差が3未満の場合図5の下
肩幅と後ろ幅の差が3以上の場合図5の上
身ごろ
①身丈+2cm
②そでつけ
③身八つ口
④背縫い代
⑤後幅+きせ×2
⑥肩幅+きせ×2
⑦そでつけ斜め
⑧山じるし
⑨えり肩開き

↓↓男物の場合↓↓



 後身ごろ2枚の布をめくって前身ごろを出す。(わきとすそのしるしは共通なので確認)
  前身ごろ
①おくみ下がり
②おくみ先縫い代
③えり下寸法
④前幅+きせ×2
⑤おくみつけ斜め

↓↓男物の場合↓↓



 えり肩開き図を参考にえり肩開きの出来上がり線をしるします。イ~ロの長さを測ります。

↓↓男物の場合↓↓


© 文化ファッション研究機構・服飾拠点共同研究20014
:「きもの文化の伝承と発信のための教育プログラム」