縫い方が分かる

縫い方

10.すそぐけ



 すその裏を出して2cmのくけ代を三つ折りにします。

 つま先※の角は斜めに折り、額縁に整えます。
※つま先 漢字では褄先とも書き、えり下と裾(すそ)の出あう角のことです。

 斜めはすそ、えり下、すそと3針で止め、額縁の内側の角に針を出し、表布、えり下の折り代をすくいます(返しぐけ※)。
※返しぐけ きせや縫い目をずれないように固定したいところで、布を180度廻して表布および縫い代を一針返してすくいます。

 すそを1間隔で三つ折りぐけします。おくみの耳端に針目を出し、おくみのきせ山で返しぐけをします。

 すその各きせ山できせが崩れないように返しぐけをします。

© 文化ファッション研究機構・服飾拠点共同研究20014
:「きもの文化の伝承と発信のための教育プログラム」